外で遊んだりスポーツをしていると、どこかにぶつけて気づくと青くなり、押すと痛い。
日常的にも、どこかにぶつけたわけじゃないのに、気づいたらある。
そんな身近なケガである打撲ですが、よく「お風呂に入ってはダメだ」と耳にする方も多いのではないでしょうか?
この記事では、打撲とお風呂の関係についてご説明いたします。
結論:温めすぎNG、冷やしすぎNG。適度な温度ならOK。
温めすぎNGな理由
打撲は炎症性のケガなので、血流が良くなってしまうと、炎症がひどくなってしまいます。
痛みが強まり、治りが遅くなってしまうので、注意しましよう。
冷やしすぎはNGな理由。
打撲の直後は冷やしてOKです。
詳しくは【打撲した時のケア方法】で後述しますが、基本的に打撲直後は冷やし、その後患部を軽く抑えると効果的です。
適度なぬるま湯で体を流しましょう。
人それぞれ体温が違うため、具体的な温度には言及しませんが、お風呂から出る時に体がポカポカと温まる状態は避けましょう。
血流が良くなると、炎症が広がる恐れが出てきてしまいますが、ぬるま湯のシャワーで体を流したり、湯船に浸かる程度なら大丈夫です。
ポカポカになってしまわないように注意しましょう。
打撲した時のケアの方法
1. 冷やす(アイシング)
患部を約10〜20分ほど冷やしましょう。
感覚が鈍くなってくるまででOKです。
2. 患部を抑える(血流の抑制)
血流が滞らない程度に軽く圧迫すると、痛みが引いて楽になります。
サポーターなど着用したり、ガーゼを巻き付けると効果的に圧迫することができます。
患部を心臓より高い位置まであげる
打撲の箇所を心臓よりも高い位置にあげることで、血液の流れを抑制することができます。
炎症の広がりを抑えてくれるので、回復を早め、痛みも和らげることができます。
足などに打撲を負ってしまった場合は、横になって台やイスなどに足を乗せるなどして、心臓よりも上の位置をキープしつつ、楽な体制になれるためオススメです。
まとめ
打撲がある場合、体を温めてしまうと炎症が広がるので、極力体を温めないように、ぬるま湯を用いましょう。
日常生活ではサポーターやガーゼを用いると、痛みを和らげることができるのでオススメです。
気づいたら打撲が増えてしまっているという打撲グセのある方は、適切な処置で早く治すことを心がけると良いですね。