音読み:れい、らい。訓読み:のり、うやまう、いや。
音読み:「れい」「らい」
訓読み:のり、うやまう、いや
PCやスマホではどのように打つと出てくる?
結論:使っているスマホやPCの違いではなく、フォントの違い。
次の見出しで説明しますが、どちらも同じ意味の同じ感じです。元々、フォントが違うだけなのです。
ですので、フォントを変更すれば出てくるでしょう。
「お世話になっている人の苗字が「示豊」。でも「ネ豊」しか出てこない。」
そう言う場合は、スマホでは諦めて、PC入力or手書きに切り替えましょう。
PC入力の場合は次の見出しを見て、あなたが明朝体と楷書体のどちらのフォントを選ばなければいけないのか見てみましょう。
「示豊」と「ネ豊」はどう違うの?
結論:元々は一つの同じ漢字です。「礼」を表します。
新漢字と旧漢字の違いではなく、フォントの違い
新漢字と旧漢字の違いってこと?と言う疑問が浮かぶと思いますが、そうではありません。
フォントの違いによるものです。
例として、
「国」という漢字は元々「國」という漢字でした。
ですが使用頻度の高い漢字の画数が多いと不便ですよね。
そう言う理由から簡略化された漢字を「新漢字」といいます。
「国」=新漢字
「國」=旧漢字
話を「示豊」と「ネ豊」の違いに戻しますと、この二つは新旧漢字の違いで表記が違うわけではありません。
元々、明朝体では「示豊」、楷書体では「ネ豊」を使っていました。
ですが、楷書体の「ネ豊」を明朝体でも表記できるようになったことから、明朝体には両方が表記可能に。
その後、楷書体の方も明朝体の「示豊」を表記できるようになったことから、「同じ意味で同じ漢字なのに、表記が二つある」
と言う変な事態になっております。
どう言う意味を持つ漢字なのか
漢字「禮」は「礼」とも書きます。この漢字は、「礼儀」「儀式」「行儀」といった意味を持ちます。
さまざまな行事の中で規定されている動作や言行、服装や道具などの総称でもあります。
春秋戦国時代に儒家によって観念的な意味が付与され、人間関係を円滑にすすめ社会秩序(儒家にとっては身分制階級秩序)を維持するための道徳的な規範をも意味するようになりました。
「禮」が使われている言葉
「禮楽(れいがく)」や「禮儀(れいぎ)」といった言葉に漢字「禮」が使われています。これらの言葉は、儀式や礼儀を含む概念を表す場合に使用されます。
「禮」を含む苗字
「伊禮(いれい)」、「牟禮(むれ)」、「中禮(ちゅうれい)」、「花牟禮(はなむれ)」など、さまざまな苗字に漢字「禮」が含まれています。これらの苗字は、個々の人物や地域の特性に基づいて名付けられたものであり、それぞれ異なった由来や意味を持っています。
まとめ
以上が、漢字「禮」についての説明です。
この漢字は、礼儀や儀式といった意味を持ち、さまざまな文化や社会において重要な役割を果たしています。
漢字の意味や由来を学ぶことで、言葉の奥深さや文化の多様性を理解する手助けとなるでしょう。